5/26/2020

[公式通知] 緊急事態宣言解除に基づく最新のFEVHOTS2020開催計画 [5月26日発表]

全国へ発出されていたCOVID-19に関する緊急事態宣言は、昨日5月25日までに首都圏を含めた全ての都道府県・地域で解除となりましたが、現実的な社会状況は未だ収束の様相を見せておりません。いわゆる "感染第二波" も懸念されるなか、引き続き人々には気を緩めることなく断固とした予防的行動が求められています。

FEVHOTSでは熟慮検討の結果、2020シーズンのシリーズ戦開幕を、これまでお知らせしていた7月5日(日)から、当初の暫定スケジュールで次戦開催予定日としていた9月13日(日)へと再延期します。主な延期理由は以下3点です。

・現在、未だいわゆる "県またぎ" の不要不急の移動を避けるべき移行期間であるため
首都圏1都3県では、引き続き感染拡大を警戒し、6月18日まで "不要不急の県またぎ移動" を避けることが公式見解として求められています。今はまだオールクリアの日常に戻った状態ではありません。この制限解除の日から2週間後に我々の開幕戦を開催することは、実質的に移行期間中の個人活動を容認することにつながるため、全国各地への自由な往来が可能となるまで本戦は延期が妥当と考えます。

・レースイベント参加者・関係者のマスク着用による熱中症リスクを避けるため
この夏にイベントを開催することになれば、関係者同士の "ソーシャルディスタンス" の確保とともに、現場に関わる全ての方々にマスク着用を要請する可能性があります。ヘルメットを装着した乗車時は除くものとしても、終日のマスク着用は、今後暑さの増すであろう7月にはより一層の熱中症リスクを高める懸念があり、社会と医療リソースへの影響なども勘案した結果、本戦開催は盛夏を避けるべきと考えます。

・参加者・レーススタッフの感染予防対策が十分とは言えないため
参加者とスタッフとが極めて近い距離で行われるレース進行と、走行中の手に汗握る接近戦は、フルコンタクトスポーツたるダートトラックレーシング、特に200m以下のショートトラック戦での特徴です。時には接触転倒・スタッフによる現場救護が避けられない場合もあり、それらの意味では他の様々なモータースポーツに比べ、接触・密集の度合いは高いものと考えます。これまで行ってきた通常のレースフォーマットでの進行・運営が果たして今後も問題なく可能であるかについて、引き続き深く検証することが必要です。

9月以降に延期とする開催予定についても、日程その他の精査、またCOVID-19感染予防にもフォーカスした特別なレースフォーマット・競技規則のビルドアップなど、内容が固まり次第、当サイトでの公式通知にてお知らせする所存です。何とぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

以上