7/02/2015

[公式通知] アスコットモータースポーツ社との新たな協力関係について。


1957年、カリフォルニア州ロスアンジェルス郡ガーデナに誕生した"アスコットパークスピードウェイ"は、長い直線とタイトなターンで構成されたトラックシェイプとその特有のスティッキーな路面により、LA近郊エリアにおける急速な宅地化をきっかけとした1990年のトラック閉鎖までの33年間、「北米大陸最速の常設ハーフマイル」としてアメリカンモータースポーツ界に燦然と輝いた伝説的レーストラックでした。当地ではオーバルトラックでの二輪ダートトラックレースのみならず、インフィールドを併用したTTスクランブル、ストックカー・ミジェットカーなどの四輪オーバルレース、8の字レイアウトでのフィギュア8、デモリションダービーなど様々なカテゴリーの興行が毎週のように開催され、7,500の観客席は常に多くの観客の熱い声援に包まれていました。

二輪ダートトラックカテゴリーにおいては、古くはディック・マン、マート・ローウィル、デイブ・アルダナ、ケニー・ロバーツSr、ジェイ・スプリングスティーン、リッキー・グラハム、スコット・パーカー、ババ・ショバート、ロニー・ジョーンズといった多くの有名ライダーと、星の数ほどの無名のライダーたちが毎レース毎ターンで激しくしのぎを削る場であり、ケニー・ロバーツSrはこのトラックについて「アスコットを走らずにモーターサイクルレーサーを名乗ることはできない。アスコットを制することなくモーターサイクルレーシングのチャンピオンを名乗ることはできない」と発言しています。

アスコットパークの閉鎖から25年の間、当時の興行主であったJ.C.アガジャニアンの一族はその歴史的な"Ascot"の名称を、数々の資料とともに入念に維持管理し続けました。そして2015年、アスコットモータースポーツ社は四半世紀の時を経て、当時のロゴマークを用い、伝統的なアメリカンモータースポーツのイメージを強く打ち出したアパレルブランドとして、新たなスタートを切ることとなったのです。すでにSNSやホームページ、あるいは全米ダートトラック選手権やXgamesのストリーミング中継などで目にした方もいらっしゃることでしょう。同社のアイテムの多くはかつて伝説のレーストラックが存在したロスアンジェルス郡ガーデナ近郊で生産されることとなります。

アスコットモータースポーツ社の現代表であるクリス・アガジャニアンは今後の展望について「我々は単なるノスタルジックな1アパレルブランドではなく、アメリカンモータースポーツのさらなる発展に積極的に寄与する文化的な団体でありたい」との考えを公式に表明しています。今般私どもFEVHOTS™は、彼らの計画の第一歩として、北米大陸外の世界各地で行われるフラットダートオーバル競技主催各団体に先立ち、同社より公式サポートを受ける事となりましたのでここにご報告いたします。本日より当シリーズの正式名称は"ルーカスオイルプレゼンツ・ファーイーストビンテージホットシューシリーズ・プラウドリーサンクションドバイアスコットモータースポーツ=FEVHOTS™"となります。

私どもFEVHOTS™は、今週末以降の主催イベントそれぞれにおいて、アスコットモータースポーツ社の新たなアパレルアイテムの日本初のサンプル展示をスタートします。なお同ブランドの我が国への正規輸入代理店は現時点では未確定です。私どもFEVHOTS™は我が国での同ブランド正式展開に向け、今般頂戴した栄えある公式サポート契約への相応の対価として、同社の理念に共鳴し、フラットダートオーバル種目をはじめとするアメリカンスタイルのモータースポーツの魅力へのご理解を賜り、当然ながら同ブランドを積極的に我が国のマーケットへご紹介いただける販社さまとの橋渡しを担当させていただくことを併せてご報告いたします

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